概要
windowsからssh接続して作業する。そんな場合に自分はRLoginを使っている。多くの点で満足できており、大変アリガタイのだが、色の配置に関しては個人的に体験が悪い(一応、Pastelなど良い配色に感じるものもあるが)。
実際、いまいちだと感じて変更をしている人もいる。
そこで、以上の記事などを参考に、もっと自分好みにしてみようと思い、以下を試したので紹介する。
- 好きな16色カラーの配色を見つける
- 16色をRLoginに適用する
追記(20211227)
色々と下に記載をしていたのだが、各リポジトリを詳しく見ると、単にbase16-shellとbase16-vimを導入すれば、RLoginだろうと関係なくshellとvimに色を全てに適用できそう github.com
なので、base16-shellをInstallationに従って導入して、その後base16-vimをConfigurationに従って導入して、最後にコマンドでbase16-xxx-xxxと叩いて色指定をするのが一番速いし綺麗な配色で出来そう。
好きな16色カラーの配色を見つける
配色を探す
まず、どの色にしたいかを決めなければ、ろくに色も変更できない。しかし、別に自分に配色の知識があるわけでもない。このような場合は、既存で公開していただいているものをありがたく利用した方が良い。
というわけで、以下のサイトでポチポチして、好きな配色を探す。
このサイトはVimなんかでのシンタックスハイライトの配色パターンを紹介しているのだが、多分ターミナルの配色にも応用できる。もちろん、別の配色を探しても良い。
16進数のカラーコードをGETする
このサイトで良い物を見つけたら、その配色の中身(16進数のカラーコード、例えば#FAFAFAなど)を見つけに、以下のページから適切なリポジトリに赴く。
例えば、material-lighterが良いと思ったひとは、https://github.com/ntpeters/base16-materialtheme-scheme/blob/master/material-lighter.yamlに辿り着くことになる。
そうしたら、各ライセンスに配慮しつつ、この16進数のコードをメモする。
16色をRLoginに適用する
色を10進数に変換する
良い配色を手にしたら早速適用したいところだが、すぐには適用できない。なぜなら、RLoginでは10進数の数値で配色を設定しなければならないからである。つまり、 「#fabbcd」であれば「250, 187, 205」に変換する必要がある(R, G, B = fa, bb, cd = 250, 187, 205)。
調べると色々なサイトがあるので、それらを利用させていただき、各16進数の数値を10進数の数値に変換する(別にpythonやらで変換しても良い)。
色をRLoginに適用する
10進数に変換できたら、あとは適用するだけである。かといって、一つ一つ真心をこめて打ち込むのは心が折れる。ちゃんとこういうときのためにRLoginでは、以下の通り、色変更の手順が示されているので、それに従って変更すると楽ちん。
いろいろ書いてあるが、とりあえずは、以下のようにExcelに16色のRGB値を入力してから、
それをコピーして、以下のように 表示 > オプション設定 > 16色カラーテーブル > 編集 で出た画面に張り付ける。
あとは、OKないし適用を選択して、保存するか問われたら「はい」を選択して恒久的に適用するようにしておく。
もし適用してみていまいちだったら、個別に色をダブルクリックすると色彩選択画面が出るので、そこで調整ができる。
以上で、配色を好みに変更できる。
結語
以下の記事を見かけたときは、これを入れればすぐに解決すると歓喜したが、なぜかssh接続がうまくいかなかった。悲しい。
手短な方法がないときは地道に変更するしかない。